【ITエンジニアの役割と仕事内容】
今から約20年ほど前の2004年にスウェーデンの大学教授、
エリック・ストルターマン氏が提唱した概念である
『デジタルトランスフォーメーション(DX)』という言葉をご存知ですか?
そこでは、こう定義されています。
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」
みなさんもご存知のようにITの需要は常に高まっており、
2004年当時から急加速でITが浸透していますよね。
IT加速が止まらない中、最も需要のある職種の一つがITエンジニアの仕事なのです。
では、一体ITエンジニアの役割や仕事内容はどのようなものなのでしょうか。
ITエンジニアとは簡単にいうとIT技術者の総称です。
情報技術のエンジニアリングの専門的な知識を持つ人を指し、
コンピューターを動かすためのシステムを設計するのが主な仕事となります。
ITエンジニアの役割は、情報技術に関する専門的なスキルや知識を活用して、
システムやITインフラを設計・構築・運用することです。
ITエンジニアはさまざまな職種に分類され、求められるスキルや知識が異なります。
ITエンジニアと一口にいっても、仕事内容によって
さまざまな業種がありますので代表的なものをご紹介。
★システムエンジニア(SE)
ユーザーの要望に応じてソフトウェアを設計・開発を行います。
他のITエンジニアの業種の中では珍しく、顧客や社内のニーズを聞き出すための
コミュニケーション能力も求められます。
★プログラマー
先述のSEが作成した開発仕様書に基づきプログラムを作成します。
プログラム実装後のテストからバグなどの修正、プログラムの説明書といった
保守で必要な書類の作成もプログラマーの仕事内容に含まれます。
★インフラエンジニア
ITインフラを構築・運用保守するエンジニアです。
企業によっては、さらに細分化された担当領域を設けている場合もあります。
ITエンジニアのサポートとして、セールスエンジニアと呼ばれる、
クライアントとエンジニアの橋渡し的な役割を持つ、
情報システムの営業活動を行う職種も存在します。
通常の営業職では難しい、ITの知識を持った上で
営業活動を行うことができるのが最大の特徴です。
今やITエンジニアは円滑な社会生活を過ごす上で
なくてはならず、重宝される仕事の一つですが、
仕事内容など知らないことが多いのも現実。
今後より一層、重要な役割を持つ職業ですので理解を深めていきましょう!