キャリア・サポート株式会社

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スタッフブログ

こんにちは!Kanrininです

 

今日は 泥団子 のお話

 

先日 友人から「ちょっと コレ見て!」と携帯を差し出されました
ふむふむ(。´・ω・)? 茶色?黒?テカリのある丸い いや まんまるい物体の画像が並んでいます

「フリマサイトで泥団子売ってる~ 1,000円だってぇーーーー」「こっちは3,000円だし」「カラフルなのもあるよ」「何だかアートじゃん

 

多分ですね どなた様も もれなくご経験があるかと思います
砂場遊びじゃなくて 泥遊
その中でも 職人技を競い合う 泥団子づくり(私が育った地域では「鋼鉄団子」と呼んでいました)

 

では せっかくですので一緒に思い出してみましょう

 

泥を掘るところから…
素材となるのは泥だけど そこら辺の泥じゃなくて スコップでガリガリと深く深く掘っていって 何やら地層みたいな部分がお目見えすると 普段は目にしない色の土が顔を出します
何となく粘りがあったりして「ほほ~ぅ これが粘土ってヤツ」とか 妙に感心しながら 手に取り丸めていきます
ちょっと水気を足したりしながら(1滴ずつ垂らす感じの微調整)気が済むまで丸めたら

とりあえず テスト  コロンと投げます⇒ヒビが入るか はたまた パックリ割れちゃうか

 

これを繰り返しながら 割れないとなれば ここで なぜか 穴を掘って埋め直
なんだろな~ 定着させるような 熟成させるような(笑)
埋めた上には ココだよっと 印になる石を乗っけたり アイスクリームの棒を立てたりして そのままひと晩寝かせます(-_-)zzz

翌日 そ~っと掘り出して にんまり(*^^)v 

お次はサラサラ加減の砂を まんべんなくまぶして・・・

という作業を数回繰り返し 泥は鋼鉄と変身していき 「ほらほら見て!」と周囲に自慢♪♪♪

四方八方から テカリ具合も眺めます (お抹茶をいただく器を眺めるかの如く 陶芸品の品評会の如く)

ん?イマなら ここで写メ撮って SNSかかな~(笑)

 

ハイ!そこで一連のちびっこ職人のお仕事は完了
バーーーンっと壁に投げつけて木端微塵(コッパミジン)

 

ふ~ぅ 工程を思い出すのもひと苦労なくらい 遠い過去の記憶だったのですが(まぁよくも覚えているもんだ)

多分 昭和~平成~令和へと 受け継がれていく中で 「販売」するまでにステータスがあるモノへ成長したんだね「泥団子」

 

泥の塊で騒いだ 孫育て予備軍の昼下がりでした 

そういえば 泥遊びって子供の発達段階で とても大切らしい 

皮膚感覚から受ける・・・何だっけな?忘れちゃったけど
子供の時に その感覚を覚えることによって 豊かな愛情感覚が育つと聞いたことがあります
特に ペースト状の泥を握って 指の間からムニュ~っと泥が出る感触がいいんですよ~って
*記憶が間違っていたらゴメンナサイ!気になる方はお調べいただけますと幸いでございます*

 

 

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