最近、話題になっている「年収の壁」。各党で様々な議論がなされていますね〜(^^;
近々、変動があるかもしれない「年収の壁」について、簡単におさらいできればと思います。
【年収の壁とは】
年収の壁とは、世帯主の扶養範囲内で働くパートタイムやアルバイトの労働者の年収に関する基準のことです。
現在、以下の5つの主要な年収の壁が存在します。
1. 100万円の壁
住民税の支払いが発生します。
2. 103万円の壁
所得税の支払いが必要になります。(103万円を超えると納税が必要ですが、手取りも増えていきます。)
3. 130万円の壁
社会保険の加入義務が発生します。
4. 150万円の壁
5. 201万円の壁
これらの4と5は「配偶者の所得控除に関係する年収の壁」に該当します。
具体的には、配偶者控除や配偶者特別控除の適用範囲に影響を与え、世帯全体の税負担が変わる可能性があります。
※もっと知りたい方は「年収の壁」で検索してみてくださいね※
【政策の議論】
最近の議論では、「103万円の壁」から「123万円の壁」に引き上げる方針が出ています。
この変更には、以下のような目的があります。
・扶養控除の拡充
・生活費の安定
・働き方の選択肢の拡大
・就業調整の緩和
これらの政策は私たちの生活に直結するため、今後発表される詳細をしっかりと理解し、活用できる制度を賢く取り入れていきたいですね。