2025年7月14日、国連から「SDGs報告書2025年版」が発表されました。
2030年のSDGs目標達成まで残り5年となる今、この報告書は私たちに現状と未来への重要なメッセージを投げかけています。
SDGsとは?
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年の国連サミットで採択された、2030年までに達成を目指す世界共通の17の目標です。
これは、貧困や飢餓、教育、気候変動など、地球が抱えるさまざまな課題を解決し、「誰一人取り残さない」持続可能でより良い世界を実現するために設定されました。
先進国も途上国も関係なく、すべての国や人々が取り組むべき目標とされています。
残り5年で明らかになったSDGsの「現在地」
報告書によると、SDGsが掲げる169のターゲットのうち、順調に進んでいるのはわずか約35%にとどまっています。
半数近くは進捗が遅れており、残念ながら18%は後退しているという厳しい現実が突きつけられました。
これは、目標達成に向けた変化のスピードが十分ではないことを示しています。
特に、「飢餓をゼロに」など5つの重要な目標は、ほとんど進展が見られないと指摘されています。
温暖化による自然災害の増加、広がる格差、そして新型コロナウイルス感染症が経済や教育、保健に与えた影響も重なり、2030年までの目標達成は非常に厳しい状況にあると国連は警鐘を鳴らしています。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は、「今は危機的局面だが、断固たる行動が不可欠」と述べ、変革的な行動と多国間協力、そして持続可能な投資の強化を強く訴えています。
日本のSDGs、現状は?
日本のSDGs達成度ランキングは167か国中19位で、前年からわずかに後退しています。
上位は北欧諸国が占めており、私たち日本もさらなる努力が求められていることがわかります。
今後5年間で特に加速すべき6つの重点分野
これらの分野への重点的な投資と、国際社会全体の協力強化が、SDGs達成の鍵を握るとされています。
「雇用と社会保障」の重要性|私たち人材派遣会社にできること
この中でも、私たち人材派遣会社が特に注目しているのが「雇用と社会保障」の分野です。
人材派遣は、企業と求職者を繋ぎ、多様な働き方を支援することで、「働きがいも経済成長も(目標8)」や「人や国の不平等をなくそう(目標10)」といったSDGsの目標達成に貢献できると考えています。
✅ 多様な働き方の推進
ライフスタイルやスキルに合わせた柔軟な働き方を提供することで、年齢、性別、国籍、障がいの有無に関わらず、誰もが活躍できる機会を創出します。
これは、「ジェンダー平等を実現しよう(目標5)」や「人や国の不平等をなくそう(目標10)」にも繋がります。
✅ スキルアップ支援
派遣スタッフの皆さんが新たなスキルを習得し、キャリアアップできるようサポートすることは、個人の成長だけでなく、企業の人材不足解消にも貢献し、持続可能な経済成長を後押しします。
✅ 地域経済への貢献
熊本県内の企業と求職者をマッチングすることで、地域経済の活性化に貢献し、地域全体の雇用創出を支援します。
未来のために「協調と加速」を
「SDGs報告書2025年版」は、私たちに「待ったなし」の状況と、前例のないレベルでの「協調と加速」が必要であることを示しています。
私たちキャリアサポートは、熊本県のSDGs登録事業者として、これからも人材派遣事業を通じて、SDGs達成に貢献していきます。
一人ひとりの「働く」を支え、企業の人材課題を解決することが、より良い社会の実現に繋がると信じています。
このブログを読んでくださった皆さんも、今日からできるSDGsへの取り組みを始めてみませんか?
小さな一歩が、大きな変化を生み出すはずです。