
人材派遣会社の担当者として、日々多くの求職者様と接していると、実は「お仕事がすぐに決まる方」と「なかなか決まらずに苦戦してしまう方」には、明確な違いがあることに気づきます。
スキルや経歴も大切ですが、それ以上に「決まるポイント」は意外なところに隠れているものです。
今回は、派遣のプロの視点から、その決定的な違いを徹底解説します。
1. 「条件」の捉え方が違う|優先順位の整理術
お仕事探しで最も差がつくのは、条件の出し方です。
◆苦戦する人の特徴:条件が「点」ではなく「面」で広い
「時給は1800円以上、残業なし、駅から徒歩5分以内、かつ未経験OKで…」と、すべての希望条件を100%満たそうとする方は、どうしても苦戦しがちです。
条件が多すぎると、マッチする案件自体が市場に存在しない「お宝探し」状態になってしまうからです。
◎すぐ決まる人の特徴:譲れない「軸」が1つ決まっている
すぐに決まる方は、条件を絞り込んでいます。
「今回はキャリア重視なので、時給より業務内容を優先する」
「家事との両立が最優先なので、勤務地だけは譲れない」
このように、「これだけは譲れない」という軸が1つ明確で、それ以外は柔軟に考えられる方は、紹介できる案件の幅が劇的に広がります。
2. 「コミュニケーション」の質が違う|第一印象の魔法
派遣のお仕事は、派遣会社との面談(ヒアリング)から始まります。
実は、この時点ですでに「選考」は始まっていると考えてください。
◆苦戦する人の特徴:受動的で「待ち」の姿勢
「何かいい仕事があったら教えてください」というスタンスの方は、印象に残りづらいものです。
また、メールの返信が遅かったり、電話がつながらなかったりすると、企業側が急いでいる案件では紹介を見送らざるを得ないケースもあります。
◎すぐ決まる人の特徴:レスポンスが速く、意欲が伝わる
「選考に進みたいです」「この条件はどうですか?」といったレスポンスが速い方には、私たちコーディネーターも「この人なら安心して企業に推せる!」と自信を持って紹介できます。
また、面談時に自分の経験を「等身大」で明るく話せる方は、スキル以上に「一緒に働きたい」と思わせる魅力があります。
3. 「自己分析」の深さが違う|経験をどう言語化するか
「自分には大したスキルがないから…」と謙遜しすぎるのも、実はもったいないポイントです。
◆苦戦する人の特徴:自分の経験を「作業」として捉えている
「事務をやっていました」「レジを打っていました」と、事実だけを伝える方は損をしています。
これでは、あなたの本当の強みが伝わりません。
◎すぐ決まる人の特徴:経験を「再現性のあるスキル」に変換している
「事務作業では、ミスを防ぐためにチェックリストを自作していました」
「レジ業務では、お客様をお待たせしないようスピードを意識していました」
このように、「どんな工夫をしたか」を付け加えられる方は、どんな職場でも活躍できると評価されます。小さな工夫こそが、企業が求めている「即戦力」の正体です。
4. 「不採用」への向き合い方が違う|切り替えの早さ
どれだけ優秀な方でも、タイミングや相性で不採用になることはあります。
◆苦戦する人の特徴:1回の不採用で深く落ち込み、立ち止まる
「自分はダメなんだ」と全否定されたように感じてしまい、次の一歩が遅れてしまうパターンです。
お仕事探しが長期化するほど、自信を失う悪循環に陥りやすくなります。
◎すぐ決まる人の特徴:不採用を「ご縁がなかっただけ」と割り切る
すぐに決まる方は、不採用の理由を軽く振り返ったら、すぐに次へ意識を向けます。
「もっと自分に合う職場が他にあるんだ」とポジティブに捉え、活動を止めないことが、結果的に最短ルートでの就業につながります。
まとめ|最短でお仕事を決めるための3つのステップ
もし今、お仕事探しに苦戦しているなら、明日から以下の3つを意識してみてください。
✅希望条件を「絶対に譲れない1つ」だけに絞ってみる
✅派遣会社からの連絡には、迷わず即レスする
✅過去の経験を「自分なりに工夫したこと」という視点で見直す
派遣会社は、あなたの敵ではなく、一番の味方です。
今の悩みや不安も隠さず共有していただければ、私たちは全力であなたにぴったりの職場を見つけ出します。
次は、あなたの「やりたい」を形にする番です。一緒に最高のご縁を見つけに行きましょう!


