複数現場を持つ管理担当者様の日常に寄り添って
建設・不動産業界で、複数の現場を管理されているご担当者様の日常は、本当に多忙です。
現場から本部へ届く日々の報告、進捗管理、突発的なトラブル対応──そのどれもが、現場を支える大切な仕事だと私たちは考えています。
「現場Aは順調だけど、現場Bの報告や申請がどうしても遅れてしまう」
「同じ内容の問い合わせが本部に何度も届いて、現場も本部も気づけばお互い疲れてしまう」
このような声が、私たちのもとにも届くようになりました。
それぞれの現場で置かれている状況が違う中、担当者様が「うまく回っていないのは自分のせいなのか」と悩まれることも決して珍しくありませんでした。
ミスや手戻りの背景には「忙しさ」だけではない要因が
業務の属人化や、現場ごとに違う手順、突発的な業務の発生──これらが重なった結果、気づかぬうちに「誰に何を頼めばいいのか分からない」「大切な報告が後回しになる」といったことが起こります。
実際、ある月のデータでは、「報告書提出の遅延が月7件」「申請内容の記載ミスが月5件」という記録があり、本部の方も「同じ内容のチェックに何度も時間を取られている」とお話しされていました。
私たちにご相談いただいた担当者様からは、「自分たちのやり方が正しいのか分からなくなってきた」「忙しさに追われてしまい、現場で考える余裕が持てない」といった率直な声が届きました。
そんな時こそ、「現場の声をいちばん近くで聞きたい」と、私たちも足を運び、ひとつひとつの悩みに耳を傾けてきました。
現場と本部の思いに寄り添い、業務フローを一緒に見直しました
私たちは、まず現場の方と本部の方、両方の「こうなったらいいな」という想いを集めることから始めました。
日々の業務を細かく洗い出し、「この作業は本部でまとめてできないだろうか」「現場でしか分からないことは何だろう」と、一緒に手順を見直していきました。
例えば、進捗報告や各種申請書の作成は、本部がフォーマットを統一し、まとめてデータ化することで、現場の負担を減らせることが分かりました。
また、チャットツールを使ったリアルタイム共有や、本部から現場への情報発信もシンプルに整理し、「伝わる・分かる」体制づくりに取り組みました。
少しずつ広がった現場の変化と温かな声
業務分担を見直して数ヶ月。
現場では「本部への急ぎ依頼がかなり減りました」「書類探しに追われることがなくなりました」といった実感のこもった声が増えています。
本部でも「現場の声がダイレクトに届くようになった」「若手メンバーが業務改善のアイデアを出すようになった」といった変化が感じられるようになりました。
「現場に集中できる時間が増えたことで、スタッフ同士の会話や相談も自然と増えてきました」「何かあったとき、すぐ本部と一緒に考えられる環境が安心につながっています」
このような声が、私たちの何よりの励みです。
現場の方と本部の方が、同じ方向を向きながら働ける。その支えになることが、私たちの使命だと感じています。
まとめ
私たちは熊本の建設・不動産業現場で、現場と本部の課題や悩みに寄り添いながら、分業・業務効率化のサポートを続けてきました。
今、現場で「もう少し余裕を作りたい」「業務を見直したい」と感じていらっしゃるご担当者様がいれば、どうぞお気軽にご相談ください。
現場の空気を一緒に感じ、一番合ったやり方を一緒に考えていきます。