キャリア・サポート株式会社

Tel:096-233-3010

電話受付:平日9:00〜18:00

スタッフブログ

 

 

こんにちは!本日3月3日は、雛祭り。

今回は日本の伝統的な文化について、その特徴を見ていきたいと思います。

 

 

日本の伝統的な年中行事の一つで、1月7日の人日(じんじつ)3月3日の上巳(じょうみ)5月5日の端午(たんご)7月7日の七夕(たなばた)9月9日の重陽(ちょうよう)の五節句があります。

これらの節句は、古代中国から伝来した陰陽五行説に基づいており、季節の変わり目を祝うとともに、邪気を払い、無病息災を願う意味合いがあります。

 

 

五節句の起源は奈良時代に中国から伝わったとされています。当初は奇数が重なる日は不吉とされていましたが、日本では奇数を縁起が良いと捉え、五節句を祝うようになりました。

江戸時代には、幕府が特に重要な五つの節句を公式の祝日として制定し、これが現代に伝わる「五節句」のルーツとなりました。

しかし、明治時代に新暦が採用されると、五節句は一旦廃止され、祝日ではなくなりましたが、それでも長年根付いた風習は廃れることなく、現代まで続いています。

 

 

現代の五節句について

1月7日人日の節句(七草の節句)

一年の無病息災を願って、春の七草を入れた七草粥を食べる習慣があります。

・3月3日:上巳の節句(桃の節句、ひな祭り)

女の子の幸福と成長を祝うお祭りで、雛人形を飾り、ちらし寿司や白酒などで祝います。

・5月5日:端午の節句(菖蒲の節句、こどもの日)

男の子の成長と健康を願う節句で、鎧兜や人形を飾り、鯉のぼりを掲揚します粽や柏餅を食べる習慣があります。

・7月7日:七夕の節句(笹竹の節句)

天の川を挟んで織姫と彦星が年に一度だけ会えるという伝説にちなんだお祭りで、短冊に願い事を書いて笹竹に飾る風習があります。

・9月9日:重陽の節句(菊の節句)

菊酒を飲み、菊の露で体を拭い健康と長寿を願います。菊花展や菊人形展も各地で開催されます。

 

 

 

 

それぞれの節句によって意味や由来、特徴的な食べ物や飾り物があり、これらを通して日本の伝統文化が受け継がれているんですね。

これからも季節の移り変わりを感じながら、美しい日本の節句を大切にしていきたいなと思います。

home