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スタッフブログ

テレマーケティング事業部 窪田です。

先日、我が家の長男が10歳の誕生日を迎えました。

 あっという間の10年でしたが、振り返ると長男が1歳になるまでは、とても素敵な時間とは言い切れない日々を過ごしたことを思い出しました。

 

 10年前、私は23歳。不安と希望の中生まれてきてくれた長男ですが、本当に手のかかる子で、その当時の私はいっぱいいっぱいの日々を過ごしていました。日中は腕に抱かれて30分寝ると、あ~今日は寝てくれたと安心し、夜は1~2時間おきの夜泣き。周りに相談できる友達もおらず、頼ることもできず日々ギリギリを過ごしていました。今で言うなら、産後うつ、育児ノイローゼと言ったものでしょう。

 

 その当時は、自分がそういう状況にあるとは思ってもおらず、髪は抜け、体重は減るばかり。ですが、母親とはすごいもので、寝不足だろうが我が子の夜泣きでちゃんと目覚めるのです。笑ってくれたら、とても幸せな気持ちになるのです。

 

 1歳になると、朝まで寝てくれるようになり、昼寝もしてくれるようになりました。それだけで不安も減り、体力的にも格段に楽になりました。ですが、それと同時に新しい不安や悩みも出てくるもので、人見知り、食べ物の好き嫌いなど、世間一般の親が通る道を一通り通ってきました。 

 

 そんな長男もすくすく育ち幼稚園に通うことになりました。そこで個性心理学について講演を聞く機会がありました。(ネットで個性心理学と検索すると詳細が出るので気になった方はぜひ!)

 そこで赤ちゃんの頃、育てるのに苦労した長男をみてみると、ペガサスだという事が分かりました。ペガサスは、この世に存在しない架空の生き物という事もあり、簡単に言うと変わり者、宇宙人(他者からは理解されづらい)という分類になるそうで、変に納得した自分がいました。

 ある日幼稚園で、クモがこっちを見ていたからという理由で捕まえて食べたと笑顔で言ってきました。日々想像の斜め上をいってくれるような子で、今考えてもゾッとするようなことですが、否定する事はせず、話を聞いてあげたり生き物への接し方を話したりしました。半袖短パン裸足で駆け回り、ちょうちょを見つけては『ちょうちょさんこんにちは!』という長男に、日々見逃していた小さな瞬間に気づかされることが多くなりました。

 

 相変わらずの面白い子に育っていますが、このまま素直に自分らしく成長してもらいたいなと改めて感じる誕生日になりました。

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